P.S.
Vol.11 私たちが
本当に欲しいと思うものを。

「私たちが本当に欲しいと思うもの」を形にするために、細部までこだわったセットアップの制作プロセスの様子をお届けします。

理想の形を、
イメージするところから。

理想の形を求め、たくさんのイメージ画像を探し、スタッフとデザインの意見交換をするところからスタート。
シルエットの微妙なニュアンスや袖や裾の長さ、ディテールなど、実際に着たくなるものは何なのか、皆で話し合いながら取捨選択。
年齢層の異なるスタッフとともに、年齢問わず取り入れやすいものを意識しながら、何となくぼんやりとではあるけれど1つの理想のデザインの輪郭が見えてきました。
話し合いのイメージをベースに、試作品に落とし込んでいきます。

1回目の試作品と、
対面の日。

大枠のデザインはイメージ通りの試作品が出来上がりひと安心。
イメージが形になった喜びを、試着しながら噛み締めます。
幅広い人に手に取っていただけるよう、体型の異なるスタッフも一人一人実際に着用し印象を確かめ合い。
ここからまた新たにボタンの色やサイズ、襟の高さ、袖の長さ、スリットの深さ、ポケットの位置など、気になるところを少しずつ調節。
「私たちが本当に欲しいと思うもの」を大切にしながら、スタイリッシュさを求めて0.5cm単位で修正部分を洗い出しました。

生地、色味を最終確認。

すでに販売している他アイテムとの色味のバランスも意識し、ブランドとして各アイテムとの相性もコントロールしながら生地の種類、色味を最終決定。
ForWeならではのより良いものを目指して、スタッフ一同納得しながら選択していくことを続けていきます。

修正された試作品と、
対面の日。

前回の修正が形に反映され、シルエットはさらにスッキリとアップデートされました。
お楽しみの試着の時間。1枚1枚、色味サイズ違いを試着しながら最終確認。
シルエットの美しさ、納得の仕上がりにプロデューサー加藤も嬉しい表情。

ディテールも、
ForWeこだわりのデザイン。

ボタンのデザインをはじめ、ディテールの印象も大切に。
袖のボタンのサイズは、胸のボタンよりも一回り小さめにすることでよりスタイリッシュに見えるなど、細部への配慮も抜け目なく。
パンツのウエスト部分もあえてクラシックなボタン式に。
小さなこだわりの集積が形になっていきました。

ForWe印をつけて、
ようやく完成。

ForWeタグの位置も、素敵に見えるベストな位置を皆で探ります。
これが製品としてお届けするための最終工程。
仕上げにForWe印を付け、みなさまのもとへ無事お届けできますように、と想いを込めて。

大量生産では出来ない、
ものづくり。

気づきと、より良いものの選択の積み重ねから生まれる大量生産では出来ないものづくり。
末長く愛用いただける納得のアイテムが、ForWeのプロダクトにまた一つ増えました。

モールスキン生地は、丈夫でありながら厚手すぎないため、年間通して季節ごとにお楽しみいただけます。
春秋は1枚で、冬はコートの下にインナージャケットとして、夏もTシャツにパンツを合わせて。

サッと羽織って気軽にお出かけしたくなる、使い勝手のよいシンプルで優秀な1着。
ご近所のお散歩や、お洒落着としてもたくさん楽しんでいただけますように。